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2010年10月31日

アルコールストーブ

10月も最後の週末。
今週末は台風14号の影響で止むなく自宅待機。

と、言う事で以前から気になっていたアルコールストーブをDIYすることにしました。
ネット上で【アルコールストーブ 自作】で検索し、先人の知恵を覗き見…


早速、材料を準備します。
アルコールストーブ
・アルミの空缶(350ml缶×2本、160ml缶×1本)
・ニッパー ・ラジオペンチ ・アイスピック ・油性マジック ・ヤスリ
・電動ドライバー ・サークルカッター ・カッターナイフ ・手袋

①缶を良く洗い、乾かしておきます。

②350ml缶1本の底にサークルカッターで〇を描きます。
アルコールストーブ
 ※このまま刃でなぞっていればいつかは切り離せると思います。

③ある程度溝が深くなってきたらアイスピックで〇の内側に適当に穴を開けます。
アルコールストーブ

④穴と穴の間をニッパーで切り離し、後は〇までヤスリで削っていきます。
アルコールストーブ
 ※なんとなくカッコいいので縁を残してます。

⑤次に副室上部の穴を開けるための目印を付けます。
 穴を24個開けることにします。
アルコールストーブ アルコールストーブ
 ※缶の外周部に紙を貼り、全体の長さを24等分。これを目印にマジックで印を付けます。
  350ml缶で約9mm間隔になります。

⑥目印をアイスピックでドリル用先穴のためにポンチしていき、ドリル(Φ1mm)で穴明。
アルコールストーブ アルコールストーブ

⑦次に缶を輪切りにしていきます。
 カッターを固定し、缶を回していくと突然、一部が切れますので後は指でおしていけばOK
アルコールストーブ アルコールストーブ

 350ml缶2本の底部分と160ml缶の上下を切断し、全てのパーツを作ります。
アルコールストーブ

⑧副室の壁になる160ml缶の底にアルコールの通る道を4個所開けます。
アルコールストーブ

⑨後は組み立てるだけ!(^^)!
アルコールストーブ アルコールストーブ
 ※底を嵌め込むのに苦労したので、内側に少しだけ折り込んでいます。

これで完成。
アルコールストーブ
名付けて、【のどごし〈生〉1号】(笑)


それでは早速、燃焼実験スタートです。
今回は、ストーブのみ自作しましたので風防や五徳は持っているもので実験です。

綺麗な炎が出るかがチョット心配でしたが、問題ありませんでした。
着荷後、1分程度で副室上部の穴からも炎が上がり、最終的に20cm程の炎で安定しました。
(写真と撮りましたが周囲が明るかったため、写りませんでした)



実験内容は、500ccの水が何分で沸騰するか?って、ヤツです。

先ずは、風防無しの場合。
アルコールストーブ アルコールストーブ
 ■15分30秒

続いて、風防(マジックフレーム)有りの場合。
アルコールストーブ
 ■10分15秒

最後に、マジックフレームを3角形にして五徳とした場合。
アルコールストーブ アルコールストーブ アルコールストーブ
 ■13分

以上の結果になりました。

15分30秒の燃焼で燃料タンク2/3程を消費しました。
ってことは、燃料満タンならば20分以上燃焼時間が持続することになりますネ。

これならばソロで充分、お湯を沸かしたり、炒め物するのには問題ないでしょう。



そう言えば、ネット上でこの手のシロモノはだいたい高さが3cm前後のモノばかり…
もっと缶を長く(大きく)すると長時間の料理が可能なはずでは?

それとも、安全面で問題があるのでしょうか?
アルミが熔けちゃうとか?

誰かわかる方がいましたらコメントください。
事故る前にお願いします。(^_^;)



今度は、2号や風防、五徳等を自作してみましょう。
(なんとなく、ハマりそうな予感…)



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Posted by hototogisu at 22:49│Comments(1)DIY
この記事へのコメント
はじめまして 通りがかりの者です
系統的にアルコールストーブを知るには、こちらがお薦めです
Zenstove.ne

一個目の物と、二つ目の違いが、中央の穴径の大きな差
そして、外周部の穴径の違いだけならば、説明はつぎのようになります
一つ目のストーブ:これは一般的なバランス良い寸法で出来上がっています
二つ目、これは冒険をして改善していますね。これ自体は燃焼の仕組みを
理解して改善して行く時の知識を得ることになります、が
★ 中央穴が小さ過ぎて、燃えても予熱の温度が上がりにくくなっています
★ 外周穴がやや大き過ぎるかも。予熱が充分に掛ると、発生熱量は
   かなり大きく出来ると思いますが燃費が掛り過ぎるようになります
一つの対策は、床に予熱皿とストーブを置き10滴ほど垂らす
 この予熱でストーブ本体を加熱させて、アルコールの蒸気を発生させる
  噴出したアルコールの蒸気と空気が混合してガスとなり燃焼します
鍋との程好い距離は、熱帰還を招き、程良く燃焼を継続させます
注:すべて自己責任です、まず戸外で実験をしてください
   燃料ビンは2m以上離して下さい。万一の時に備えて
   濡れたタオルを準備しておき、被せてください。
   火傷、火事にならぬよう、ご注意ください
 おっと、大事な要点です↓
燃費、火力、大きさ、安定性のバランス良い処が、3cm前後の高さなのです
このタイプの亜種は3000種を越えています。個性的なストーブを
自作してお楽しみください。その先に、サイクロンストーブも有ります(笑)
Posted by JSB at 2011年07月19日 00:44
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